『新鮮で野菜をご家庭や飲食店で美味しく喜んで食べていただきたい。そのためには、どのような方法がいちばん適しているのか?そんなことをいつも考えています。
『新鮮なお野菜』ではなく『美味しいカット野菜』となると、実はとっても難しくなります。ご家庭で料理される場合は、新鮮なお野菜をカットしてすぐに食べることが出来ますが、カット野菜の場合は、ご家庭へ工場での新鮮さを維持したままお届けする必要があります。
さて困りました。
平成14年10月に野菜の加工工場としてスタートして、現在は新鮮なカット野菜を地元の高知県から四国、関西方面まで広く食べていただけるようになりました。最初の頃は、品質も納得できるようなものではなく、消費期限も短いものでした。
そこで、多くの方々の助言を受け、様々なことにチャレンジしてきました。上手くいくこともありましたし、そうでないこともありました。
ある日、ふと気づきました。
『冷たくてキレイな水』に浸かったお野菜は、シャキッとして新鮮なままだと言うことを…。しかし、旧工場のシステムではそれすらをも、難しく品質を安定するのに苦労していました。
平成30年3月に念願の新工場が完成し、そう言った悩みを解決することができました。食品防御を想定した工場、衛生的な作業環境、HACCPによる安全管理、
品質管理もやりやすくなりました。
そして何より私たちには『冷たくてキレイな水』があります。奇跡の清流と呼ばれ『仁淀川』の源流域の水をふんだんに使える恵まれた環境です。今まで、隔絶された山中にポツンとある工場は、流通などで不利だと考えていました。でも実はどこよりも恵まれた環境だと気づいたのです。
低温管理された環境とキレイな水で洗うお野菜は、鮮度を損なうことなく製品になります。そこから5℃の冷蔵車で1時間以上冷やされ、それらの相乗効果で品質が長期間保たれるのです。私たちは、この恵まれた自然環境の中でカット野菜を作れることに感謝しています。
これからも進化を続けるフードプランに期待してください。
奇跡の清流『仁淀川』から皆様の食卓へお届けします。